すてきな気分〜ナイスフィーリングブログ〜

時を経て・・・

去年リライトした台本の本番を観てきた。
何せ初演は大昔で、台本を書きながらもいまひとつ絵としては見えて来ない部分もありながら、実際目の当たりにすると何とも不思議な世界に連れて行かれる感覚だった。

当時音楽は完全オリジナルだったが、そのままの使っていて、音楽を聴いた瞬間に瞬く間に当時の気持ちが蘇ってきた。
当時はカセットだったと思うけど、おそらく音源はそのまま使っていて、その音の悪ささえ(笑)懐かしかった。

台詞も以外と覚えていたけど、何より一観客として客観的に見れたことに驚いた。
台本は確かに自分で書いたし展開も知ってはいたけど、そんなのは関係ない。
これって実は結構貴重なことだったりしないかな。
舞台は世の中で最も贅沢な芸術。
その日の役者と観客が一体となって世界を作り上げ、同じものは二度とない。
だからその瞬間だけは思いっきり燃焼できる。
今でもその瞬間に魅力を感じる感性があることが嬉しい。

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